【越谷校】ジャンプが苦手なのではなく身体の使い方を知らないだけ。
- elemarcass
- 2020年2月25日
- 読了時間: 2分
こんにちは。タクミコーチです。
本日は久しぶりに身体の使い方についてお話していきます。この考え方はバイオメカニクスといって少し難しいかもしれませんが理論が分かれば必ず高いジャンプを手に入れることができます!

〇跳動作(垂直跳び)
筋肉には一つの関節を跨ぐ単関節筋と二つの関節を跨ぐ二関節筋があります。
一般には単関節筋でパワーを生み出し、二関節筋でそれを身体の端へ伝達します。
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初めに体幹が起き上がることによって股関節が伸び、続いて膝伸展、その後足底屈という関節運動の順序になります。
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初期
→大臀筋と大腿四頭筋(単関節筋)が働いてパワーを生み出しますが、同時に大腿裏側の二関節筋が働くので膝は伸びずに主として股関節が伸びます。
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中期
→大腿四頭筋(二関節筋部)の働きで股関節の伸びは抑えられ、大腿裏側の二関節筋群の活動が弱めるので膝が伸びます。
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後期
→下腿三頭筋が急激に活動を始めるので足底屈となり、同時に膝の伸びが抑えられます。
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跳動作では、前半に使う反動動作と後半に使う腕振り動作を使うと跳躍高が増します。
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反動動作
→主動作に使う筋をあらかじめ活動させておくので使う時の時間遅れがありません。あるいはエキセントリック(伸張性)な活動になるので大きな力が出るといった利点があります。
また、筋をバネのように使って反動で蓄えた弾性エネルギーを利用したり、筋紡錘を活動させて伸張反射を使ったりという利点があります。
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腕振り
→スクワットジャンプで腕振り動作を使った時には、使わなかった時に比べて股関節、足関節での仕事量が増えます。
この原因は腕振りによって股、足関節で伸展させるトルクを大きくできるからです。
(腕を振らなかった時には膝関節の仕事量が増えます。)
まとめ
意外とジャンプをするのに使う筋肉はたくさんあるみたいです。筋肉だけではなく関節も複数使う動作です。さらに言うと下半身だけではなく上半身も使わなければ高く飛ぶことはできません。また動作は大きく関節の順序を守りタイミングよく力を発揮しましょう!
かなり理論的な内容なのでもし興味があったらタクミコーチまで聞きに来てね!
◆今日のエルマルカ隊MVP◆
ビブスNo. 72 Rくん
相手も気づかないくらいの気配とスピードでボールをかっさらっていく姿と攻撃面でも果敢にドリブルで仕掛けシュートの意識もかなり強かったです。さらにフェイントを使う意識と肩の力を抜いて挑戦する、試してみる遊び心が増えてくるとより輝くと思います!
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